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インド・スタディーツアー感想 (やっちん)『インドはすっごくはまる人と、大嫌いになる人、真二つに別れるらしいよ。』これは友人がインドへ旅立つ前に言った言葉だった。確かにと思う反面、それほど簡単に分けることなどできないというのが本音である。 終わりのない貧困という絶望と、絶える事のない命の輝き―相反するものが混ざり合い共存する土地。それがインドのような気がした。
調査の他にも、労働者・学生・子供達・牧師さんなどとの交流、観光もあり、実に充実した内容で、この上ない楽しい旅であった。旅を振り返ったとき一番印象に残るものは、シスター達の暖かいまなざしとマリア様のような笑顔である。たくさんのインド人に出会い深く交流できたことが、何よりの旅の思い出である。 そしてインドで最も衝撃的だったのは、「貧困」を目の当たりにしたことである。ムンバイの延々と続くスラム街は、忘れることができない。その規模と暮らしぶりは想像を超えるもので、路上生活者は老若男女問わずいた。 人の幸・不幸を経済レベルで評価するのは見当違いだと思っていたが、そういう問題ではなく、多くの人たちが貧困に喘ぎ、貧困によりさまざまな機会を失っていることを痛感した。自分の認識の甘さを実感し、スラムの子供達を眺めながら、終わることのない貧困のサイクルを思い涙が出た。 「果たして我々にできることはあるのか?」「やる意味はあるのか?」この疑問に対して、スラムを見た後では私達の活動などあまりにも無力であった。しかし、ぎゅうぎゅう詰めの教室で一生懸命勉強する子供や、スラム街で懸命に働くシスターやソーシャルワーカーの姿を見て、「自分は何もできない」「終わりがない」と諦めるのではなく、できることをやっていけばいい、そう思った。 私は縁あってつながったケララの人を少しでも支援できたらと思う。特別なことではない。隣人がインドになっただけである。この旅で「国際協力」という言葉が、とても近い存在になった気がする。 |
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