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インド旅行記

インド・スタディーツアー感想 (わだ)

 今回のスタディーツアーでは、特に宗教について考えさせられた。インドは多様な宗教のるつぼであり、町にはヒンドゥー教、キリスト教、イスラム教など様々な宗教の信者が混在し、寺院や教会がいたるところに点在する。このような宗教色の強い国での生活は想像しがたいものであった。なぜなら私は宗教に関して無知であるが故の偏見を持ち、なおかつ無関心であったからだ。典型的な無信教の日本人であった。

 しかし、今回実際に宗教が根付いた土地で宗教に囲まれた生活を送り、宗教の重要性に気が付いた。海外で活動するためには、宗教は避けては通れない問題であるため、宗教について広く学ぶ必要があると感じた。これからも無信教であることに変わりないが、宗教を広く学び知識を身に付け、無信教という第三者としての中立の立場から、様々な問題に着手していきたいと思う。

 アジア最大のスラム、ダラヴィ。それはムンバイに存在し、私は幸運にもこのスラムへ行くことができた。隙間なく建てられたボロボロの家はトタンや瓦礫で造られ、昼間でも部屋の中は真っ暗であった。スラム内にとどまらず道路沿いや川沿い、線路沿いにもビニールシートのテントが並び、汚れたサリーをきる女性、裸の子供、痩せ細った老人を多く見かけた。私はこの現実を目の当たりにして安易に「可哀想」と思った。

 しかし、そこの人々はスラムでの生活が好きで、日々一生懸命に生きていることを知り、自分が恥ずかしくなった。日本人の価値観で、彼らを上から見下していたのだ。同じ目線に立ち、共に生きていく努力をし、そこからしか見ることのできない「真実」を伝えていきたいと思う。


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