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インド旅行記

インド・スタディーツアー感想 (みほ)

 私は今回が初めてのインド訪問だった。飛行機を降りた瞬間からインド独特の空気で、なんだか異国の地って感じだなぁと感じた。その空気に包まれて過ごした2週間は、全てが刺激的で貴重な体験だった。

 まず、このツアーの中でとても強く感じたのは、私たち日本人もインド人も何も変わらないということだ。

 スピリチュアルセンターで、「木のメッセージ」を教えていただいた。私たち一人一人はみな違う葉っぱだが、より深くたどって行けば最後は皆同じ種に行き着く。だから私たちはひとつなんだ!というメッセージに深く共感した。

 センターで働く女性たちの調査をした時、彼女たちは見ず知らずの私たちをまるで友人が訪ねて来たかのように笑顔で迎えてくれた。それはセンターの女性たちに限らず、シスター達や私たちが訪れた村、学校、教会など、行く先々の人全てがそうであった。始めは、あまりの優しさに戸惑うこともあったほどだった。

 また、現地語しか話せない人も多かったため、言葉を通してのコミュニケーションがなかなか思うようにいかなかった。それが、次第に相手の言いたいことがわかってきて、言語の壁を越えて意思疎通できるようになった。これはまさに「木のメッセージ」の通りだなぁと感じたことだった。

 皆とても素敵な人たちで、話していてとても楽しかったし、娘のように慕ってくれて本当に嬉しかった。インドに人々は笑顔がとても素敵で、いつの間にか自分も笑顔になって、いつもハッピーな気分でいられた。笑顔は万国共通の幸せの印なんだと思う。

 また、このツアーによって沢山のことに気づかされ、考えさせられた。ムンバイでは、アジア最大のスラム街を目の当たりにして、もう言葉もでなかった。

 インドの格差社会の現実が目に見えてわかった。ソーシャルワーカーのための大学を訪れた際に、ある学生から「あなたはスラムをなくすために何ができると思うか?」という質問をされた。しかし私は何も答えられなかった。

 この事に限らず、今までスラムなどの様々な問題があることは知っていても、それに対しての問題意識が低すぎて深く考えることをしなかった。そのために知識も乏しくて、無知な自分を痛感した。

 様々な活動を通して、先輩たちとの大きな差も強く感じたし、自分はなんてちっぽけな人間なんだろうと悩んだこともあった。だがこの経験は、これからのためのいいきっかけになったと思う。

 日本に帰ってから、自分が何をしなければならないのか、自分に足りないものは何なのかがわかり、次への大きな原動力になった。

 このインドへのツアーは沢山の事を吸収できて、本当に行って良かったと思った。メンバーにも恵まれ、毎日が濃くて充実した旅だった。いつかもう一度インドへ行って、今回知り合った人たちとまた再会したい。


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