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  • 日本支部創立の頃 (マリアの御心会本部への報告書より)
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  • 日本支部の初代院長 マドレーヌ・ルロワのこと

日本支部創立の頃 (マリアの御心会本部への報告書より)(9)

 ルロワは、英字新聞や訳してもらった日本語の新聞から可能な限りこの主題に関する情報を集め、学生たちの間であちこちに示された善意の時が訪れるときにそれを役立てる準備はできていた。
 しかし神にはご自身の計画があった。1963年は苦しみの多い年であった。1963年3月にルロワは病に倒れ、命奪われることになってしまったのだ。彼女が大きな真心と勇気を持って準備した寮の春期講習会の終わりごろ、緊急に手術が行われたが、それも主が彼女をお召しになるのを何ヶ月か遅らせただけだった。それでも何回かの入院生活の間に私たちの志願者の奉献式に出席することができ、彼女独特の細やかさとダイナミズムをもってそれを執り行った。
 私たちが取りかかったこの仕事を神のお恵みと共に続けようと努めているのも、この信仰と希望の精神なのである。それに私たちはこの期間ずっと、総長が強く希望して5月18日以来私たちのもとに遣わされたヴァンエルヴェックの存在と献身のおかげで、あらゆる形で助けられ励まされてきた。さまざまな人々に会った後、彼女は出発前に、この新たな一歩を踏み出すために必要なあらゆる指示を私たちに与えることができた。シュヴィヨットが院長に任命され、アンケが寮長と修練院の指導を引き受けることになった。
 この厳しい一年の間にも、多くの大きな喜びの瞬間があった。パリでの日本人会員の初誓願、新しい志願者の入会、ドイツ人の若いシスター、イレーヌの到着、そして1964年1月のインド・日本地区長のパイヴァの滞在は誠に実り多いものだった。

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