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  • 日本支部創立の頃 (マリアの御心会本部への報告書より)
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日本支部創立の頃 (マリアの御心会本部への報告書より)(6)

 新しい建物の工事は6月はじめ、古い小さな家の取り壊しから始まった。その中には何ヶ月かの間私たちの共同体が入っていた家もあり、それを庭の隅に足車で移動させるのを断念しなければならないことに、後悔がないわけではなかった。土地がならされ、祝福が行われた。私たちがそれを強く望んだのはもちろんだが、日本人の大工は、どうも神道でも仏教でもカトリックでも何でもよいから、聖職者が建設地にやってきて祝福しないことには作業を始めたくない様子であった。ルーメル神父は快く儀式を引き受け、学生が加わってより大きく活発になった私たちの友人の輪が一同に会する機会となった。
 学生たちは9月に戻ってきて、未来の寮生活を予想したり、カーテンを縫ったり未来の小さな個室に安価で実用的な快適な折りたたみベッドを探したりしながら、私たちは当時の寮の物質的、精神的生活の向上に努めた。アメリカ人で日本語の完璧なイエズス会神父が毎日曜日ミサをたてに来て、学生にも評判のよい説教をなさる。彼は神の愛という根本的なテーマのいろいろな局面を展開していく。また毎土曜日の夕方にも来てカトリックの者、そうでない者が出した質問に答える。
 私たちの小さな共同体は、吹きさらしの修道生活に要するのと同じくらい深い修道生活を送るよう努めている。台風に耐え得るよう日本では、木々は頑丈な添え木に繋いでおかねばならない。動揺に私たちも修道誓願と従順の指導に支えられますように。

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