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ラップ神父のソロモン便り(1)

私たちの友人であるサレジオ会司祭ラップ神父のソロモン便りです。

《ソロモン便り》は昨年分のもありますが、今回は、新年の挨拶をお届けします。


2007年1月8日

新年 あけましておめでとうございます。

皆さんにとって神様に守られる2007年、人々から愛される年でありますように心から祈ります。

皆さんにとってどんなクリスマスと年末でしたか?

私はイエス様の誕生日にコーワサという山の頂上で皆さんのために祈りました。

2006年の1年間、生きたことと皆さまひとり一人を神様に捧げ、聖化してくださいますように願いました。どうぞ、2007年を神様のはからいにゆだねて生きましょう。

では、「ソロモンだより」を皆さんに送ります。

●ソロモンで初めてのクリスマス

生まれて初めての静かなクリスマスでした。

四日間、山岳民族の方々と一緒に過ごしました。肉もケーキーもワインもないクリスマスでした。私にとっては素朴なクリスマスでしたが、山の方々にとっては贅沢なクリスマスでした。というのは彼らは普段、芋を食べて暮らしているのに、私たちは今回、40キロのお米を持参したので、一緒に食べる食事は彼らにとっては豪華な食事になったからです。

12月23日の朝8時に私たちは日本人5名と地元の方々6人でコーワサ山に向かいました。暑い、暑い・・・道なき道を歩き続け、13時頃に山の頂上、コーワサ村に着きました。

山登りの慣れていない日本人の仲間がいるので、この日は活動をせずにゆっくり過ごしました。私たちはラッキーな者です。というのは今、雨期なのに晴天の日々だったのです。過ごしやすかったし、毎晩満天の星を眺めることができました。

明け方には朝もやが山々の間を登ってきます。壮大な風景の中、山岳民族の方々と過ごす日々はゆっくりと流れていました。24日と25日は同じプログラムでした。午前中は歌と踊りを盛り上げ、昼食後には子どもたちの洗体でした。

少し下っていったところに湧き水が出ているので、そこで私たちは子どもたち一人ひとりを石鹸で洗ってあげることにしました。大人から身体を洗ってもらったことがない子どもたちもいるので満足の顔を見せてくれました。

午後はミサを捧げ、ミサ後にマジック、そしてご馳走のご飯でした。

25日の午後にはサンタさんがやってきました。山の方々にとっては初めて見たサンタさんでした。情報も何も入ってこない山の中ですからサンタさんというものは知らないのです。

ですからサンタさんが登場しても子どもたちはぽか〜んと口をあけ、あまり分かっていない表情をしていました。サンタさんからのプレゼントは石鹸と古着一枚でした。プレゼントを期待していない子どもたちだったので、皆大喜びでした。

サンタさんも年を取っているので来年はこの山を登れるかなと心配です。この日の夜は歌と踊りで夜遅くまで盛り上がりました。

身体にココナッツの木の葉を巻き、たいこに合わせて踊る少年たち、手や腰を使い上手に歌いながら踊る少女たち、ついにはおばあちゃんたちも立ち上がり民族衣装(本当の民族衣装は上着がない...!)で古来から伝わる踊りを披露してくれました。

日本の歌(”アブラハムには7人の子””幸せなら手をたたこう”等)も披露すると地元の方々はすぐに覚えて、大合唱になり、となりの山々まで響き渡りました。

この村は約数十年前にキリスト教の信仰を受け入れました。しかし、今回初めてクリスマスのミサにあずかりました。2月の初めごろに写真とVideoを公開することが出来ると思います。

http://vietchurchjp.net/solosfren/ を覗いてみてくださいね。

●2007年の生き方

昨年の12月末、わたしはある司祭のところに話に行きました。2006年一年間の振り返りと2007年新しい年の生き方を考える機会としました。

神父様は私の嘆きを聞いてくれました。

・・・

嘆き@:人を赦すことは難しい。

アドバイス:忘れることができないかもしれません。傷つけられたから悔しいと思います。しかし、あなたのできることはその人のために祈ることです。その人が他人に優しい人になれるように願うのです。その人はあなたに傷をつけました。その人が変わらないとまた他の人を傷をつけるから...その人が変わるように祈ることです。

嘆きA:私は共同生活をしていますが、どうして周りの人は何もしないで私だけ、たくさん共同体の面倒をみなければなりませんか。掃除も私、ご飯も私、家のメンテナンスも私、彼らが寝てから私は家の片付けをし、彼らが起きる前に私は朝食の準備、もう疲れました。一人で生活した方がマシ!

アドバイス:あなたは何回お母さんのご飯を食べましたか? 今あなたが私に嘆いたこと、お母さんから聞いたことがありますか? ないと思います。どうぞ、皆のお母さんになってください。

嘆きB:疲れた。

アドバイス:感謝してください。たくさん働いたからとっても疲れたと思いますね。たくさん働いたからたくさんの方々の役に立ったと思います。喜んでください。

嘆きC:あれもこれも失敗しました。悲しくなりました。

アドバイス:失敗したか?良かったね。あなたは失敗したから新しいことを学んだと思います。あなたは何かをしたから失敗したでしょ?もし何もしなければ失敗もありませんからね。失敗することによってあなたは成長していきますから...恐れないでください。失敗を認めない、あるいは気付いていないあなたこそ恐れなさい。 

・・・

では、また。

Micael lap



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