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「グループ・ホーム」での使徒職東京郊外のB市にある精神障害者のグループ・ホームに勤めて3年目になります。ホームは小学校と梨畑の間にあり、入居者は5名です。家は5つの個室と交流室があり、職員は常勤の男性1名と非常勤の私です。ここではメンバーは自立に向けて2年ぐらい生活したあと、アパートに移って行きます。私のここでの仕事は、週1回の夕食会の食事作りや、利用者が相談に来たら話を傾聴することです。5月にひとり、6月にひとりすでにアパートに移ったので現在の入居者は3人です。2年間ともに過ごしたメンバーは、私と同年齢の40代、50代でした。数ヵ月後に入居予定のメンバーは20代、30代なので若返るでしょう。 このホームを出てアパートに移ると、彼らはグループ・ホームのOBあるいはOGになります。OB/OGが増えると、彼らを訪問するという新しい仕事で忙しくなります。 6月X日、私の電話が鳴りました。先日退所したばかりのHさんです。環境が変わったために症状が逆戻りしているようです。「朝、起きたら急に恐怖心が強くなり、不安で不安で仕方ないのです。今日は何時に来てくれますか。」と訴えています。その日は午後4時に出勤でしたが、2時に訪問することにしました。ドアをノックすると「待っていました。」と、迎えてくれました。朝から牛乳しか飲んでいないということなので、早速調理を始めました。温野菜とシーチキンで遅い昼食を取ってもらいました。私の訪問がなかったら、「今日一日誰とも会うことなく、話もできなかった。」と、言いました。また、「こんなさびしい人生を生きるのがイヤになってしまった。」「死んだ方がよい。」と言うので、「アパートに移ってOGになっても、必要だったらいつでも訪問しますからね。」と言ったら彼女は泣き出してしまいました。やはり人間にとって、苦しく淋しいときに助けを求めても誰も助けてくれないということが、一番苦しい状況なのかと感じました。「きっと、いつか生きていてよかったと思える日が来るわよ。」と慰めました。彼女が、「こんな苦しいとき、クリスチャンだったらどうやって過ごすのか。」と聞いてきましたので、「主の祈り」と「天使祝詞」のカードを渡し、「これをゆっくり唱えてみてね。」と言いました。 7月から作業所でお花を教えているK.幸子さんが彼女のアパートで聖書を一緒に読んでくださることになっています。K.幸子さんを通して神さまが、Hさんにいやしの恵みを与えてくださることを希望しています。 Hさんの訪問を終えて、近くを流れる川の土手を自転車を走らせる帰り道、涼しい風が心地よく、私はイエス様の愛に満たされ、喜びと平和で一杯になっていました。苦しむHさんのうちにおられるイエス様に触れられたからなのでしょうか・・・ 神さまが私に下さったグループ・ホームの使徒職は、私を本当に幸せにしてくれています。そして、その使徒職が聖書会を通してもうひとりの姉妹へと広がっていくのが嬉しいです。 (M.S.N) | |||||||||||
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